サイエンステクニカルラボ
サイエンスはファインバブル技術専業メーカーとして様々な分野に対し技術協力や共同開発・共同研究を行っています。新しいテクノロジーを正しく読み解き新たな生活(くらし)に活かすため、弊社はテクニカルラボを設けております。テクニカルラボでは様々な測定を受託し試験を行っております。
ファインバブル測定方法
マイクロバブル及びウルトラファインバブルはそれぞれ気泡の特性が違うため、別々の計測器を用い、測定しています。マイクロバブル(直径1μm以上100μm未満の気泡)は、水槽内で発生させたマイクロバブルを、画像解析式粒子径分布測定装置の後方に設置したチュービングポンプにより吸引させます。これにより水槽から樹脂チューブ内を通過した気泡が装置内を 通過し、CCDカメラの視野内でフォーカスがあった気泡をデータとして蓄積し、正確にとらえることができます。また、ウルトラファインバブル(直径1μm未満の気泡)は、粒子追跡法によりレーザー光にてウルトラファインバブルの散乱光を捉え、粒子径と個数を測定をしています。
開発ノウハウを活かした測定
気泡計測については同じ発生方法を用いても計測ポイント、計測方法にて大きな差を生み出すため、各種製品の適正な使用環境での評価が非常に重要となります。当社では製品開発ノウハウを活かした用途に沿った計測をご提案させて頂きます。
測定事例
気泡径 ・量のパラメーター計測(発生条件設定を変更しながらの計測も可能です)
※マイクロサイズ、ウルトラファインバブルサイズに対応
植物研究室(大阪公立大学「大阪府立大学」との共同研究)
省エネルギーでの水耕栽培にファインバブルテクノロジーを加え、より早く、より美味しくを目標に植物生産の困難な地域でも食料の生産を実施できるよう、未来・宇宙をテーマに様々な試験を行っています。
※大阪公立大学内株式会社サイエンス 植物研究室
主な試験事例
各部機構に追加工を行い最良条件の模索
持ち込みによる気泡発生装置の気泡測定・性能協議
ハイスピードカメラを用いたキャビテーション発生状況の可視化
水中撮影を用いた各液剤の流動性の可視化
所有設備