【大阪・関西万博で見た人も多いかも!?】「ミライ人間洗濯機」が変える、介護の未来

2025.10.25 ミラブルテクノロジー

1970年の大阪万博の希望をつなげ!「ミライ人間洗濯機」開発のきっかけとは

入場規制がかかるほど人気を博し、好評のうちに閉幕した大阪・関西万博。サイエンスでは長年、この大阪・関西万博への出展を目標にファインバブル技術の新たな活用法を研究開発してきました。

というのも、代表の青山は幼少時に訪れた1970年大阪万博の感動が忘れられず、「子どもをはじめ、あらゆる人に夢と与える万博に寄与したい!」という強い思いを抱いていたからです。そんな中、大阪万博で三洋電機(現・パナソニックホールディングス)が出展していた「ウルトラソニックバス」(通称:人間洗濯機)を思い出しました。

西洋の食文化や携帯電話など、当時出展されていたものの中で、今では当たり前のように世の中に浸透しているものは数多くあります。しかし人間洗濯機は大きな注目を浴びたにも関わらず、実売には至っていません。

「ファインバブルの技術を活かせば、人間洗濯機を実装して社会変革を生み出せるのでは?」と考えた青山、そしてサイエンスは、当時の開発者やデザイナーをアドバイザーに迎え、「ミライ人間洗濯機」の開発に着手したのです。

「ミライ人間洗濯機」の機能と未来志向とは?

人間洗濯機を社会実装するには、きちんとした機能性や目的がなければいけません。快適性はもちろん大事ですが、超高齢化と少子化に伴う介護・看護現場における人手不足も重要な社会課題です。そこでサイエンスでは、人間洗濯機を「カラダとココロのケア」をしつつ、介護現場をはじめ“人のお世話をされる方”の負担減を両立させるものとして位置づけ、実験を重ねました。

 

【カラダを洗う】

・湯船に大量のマイクロバブルを発生させ、マイクロバブルの作用により、しっかりカラダを温め、洗浄
・ミラブルのシャワーが上部12カ所、前方4カ所から吐出することで身体の隅々まで洗浄・入浴中は常に心電波形などをセンシングし、AIによって心身の状態をチェック

 

【ココロを洗う】

・入浴中はAIセンシングに基づいて最適な音や映像をスクリーンに投影。
・投影メニューは「空舞」「MARMAID」「4SEASONS TRIP」「エンドレスライフ」など、交感神経と副交感神経のバランスを整えることを目的とした複数を用意

 

【介護者などの負担減】

・全身の洗浄をほぼ全自動で実施することで、入浴介助の負担を減らす
・センシングによって、ヘルスチェックも同時に可能

実験では、被験者の心拍と自律神経に変化が見られ、通常の入浴よりもリラックスや気分転換の効果が高いことがわかりました。

ファインバブル技術を大阪から世界に発信!大好評だった「ミライ人間洗濯機」

満を持して公開された「ミライ人間洗濯機」。吉村大阪府知事が     入浴者第一号となっていただいたことで大きな注目を浴び、大阪ヘルスケアパビリオンの目玉のひとつとなり、連日多くの見学者が詰めかけました。

入浴体験者は限られた人数でしたが、事後アンケートでは「大満足」と「満足」を合わせて98.7%と非常に喜ばれた結果となりました。

「肌がすべすべになった」

「宇宙船に乗ったような気分だった」

「有料でもいいからどこかのショールームで体験したい!」

「毎日のお風呂が楽しくなると思うので、各家庭に1台あるような未来にしてほしい」

「自宅は難しくても、ホテルや銭湯、ジムなどに向けてぜひ商品化してほしい」

などなど、アンケートやSNSを通じ、数多くのポジティブなメッセージもいただきました。

大阪・関西万博では、大阪ヘルスケアパビリオンの他にも、宇宙シャワーや巨大なアクアポニックス、みんなのトイレの手洗い場、ファインバブルによる遮熱、濡れないミストなど、数多くの展示・設備としてファインバブルが活用されました。

社会課題の解決と快適性を両立するミラブルテクノロジー、あなたも体験してみませんか?

ものすごい人気でスー! みんながもっとミライ人間洗濯機に入れるように頑張っていくのでスー!

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